宅建を持っていない人
このような疑問に答えます。
この記事を書いている人
平成22年度に宅建試験に合格。平成23年度から宅不動産営業として勤務。現役の不動産営業マン。
保有資格【宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士・不動産コンサルティングマスター・不動産キャリアパーソン・etc…】
不動産関係…特に不動産営業の仕事に就職を考えている人は、宅建の資格に挑戦すべきです。
この記事では、記事前半は【宅建を持っている人】、記事後半では【宅建を持っていない人】について解説していきます。
宅建の資格を持っている人(僕の考え含む)
宅建を持っている人のメリットを紹介します。
- 不動産の契約手続きを最初から最後まで1人で行うことが出来る
- お客様に安心感を与えることが出来る
- 仕事が出来る人と見られることがある
宅建の資格を持っている人は、契約手続きを最初から最後まで1人で行うことが出来ます。
お客様の立場から考えてみます。
宅建を持っていない人が担当になった場合、契約途中で違う営業スタッフが出てきたら、どう思いますか。
全員とはいいませんが、この人だから任せた…というお客様もいるはずです。
なのに…全く面識ない人が出てきたら…んっ!って思っちゃいますよね。
宅建を持っている人なら、契約途中で担当が入れ替わることがないので、お客様に不安な思いなどをさせないのです。
なぜ、担当が入れ替わるとお客様に不安な気持ちにさせてしまうことがあるのか…
営業担当者はお客様の性格や人間性を見ながら、お客様にあった話し方、説明の仕方を変えています。
いきなり契約途中で出てくる営業担当は、お客様の性格や人間性を全く知らないので、お客様に合わせた話し方や説明が出来ずに、不愉快な気持ちや不安を抱かせてしまうことがあるんです。
宅建を持っている人は、お客様を不安な気持ちにさせる場面を減らせるということです。
あと…宅建はメジャーな国家資格です。
宅建は、合格率15%前後でとても難しい試験と思われています。ですから、宅建を持っているだけで、「スゴイ!」とか「宅建持ってるなら安心」という印象を持ってくれることがあります。
宅建を持っているだけで、プラスな印象を与えることが出来るんですよね。
逆に宅建を持っていなければ、プラスな印象を与えることはなく、マイナスな印象を与えてしまうことがあります。
宅建を持っていると、プラスはありますがマイナスはないのですよ!
宅建の資格を持っていない人
宅建の資格を持っていなくても、不動産の仕事はできます。
しかし、宅建を持っていない人が賃貸借契約・売買契約を行う場合、宅建を持っている人に重要事項説明書の説明をお願いする必要があります。
宅建を持っていない人は、契約手続きの一つ『重要事項説明書の説明』ができないからです。
持ってない人が苦労することは、重要事項説明書の説明をするために、宅建を持っている人と日程調整をしなければならないことです。
契約件数が多くなれば多くなるほど、比例してお願いする数も増えていきます。
また、宅建を持ってい人の契約件数が多くなれば多くなるほど、時間調整が難しくなります。
また、宅建を持っていないと馬鹿にされたり、下に見られたりすることもあります。
多くの営業マンと名刺交換させてもらいましたが、中には宅建を持っていることを褒めてくれました。そして『この業界さ~宅建を持っていない奴も多いからなwほんと恥ずかしいと思わないのかなw』ってバカにする人も数人いました。
宅建の資格を持っている人は、宅建に必要性、宅建を取るための苦労したことを知っています。
なので、宅建を持っていない人を馬鹿にしたり、見下したりする人もいたりします。
あと…お客さんも宅建のことを知っている人は多いですよ。
なので、名刺を渡した時にスゴイ!って言ってくれたりしますね。
宅建を持っていない人はデメリットだらけ。宅建を持っていない人のメリットは…探せません。
おわりに
宅建を持っている人、持っていない人では大きな差が生まれてくるのは間違いないです。
戦場で銃を持っているのか…持っていないのか…それぐらいの差があると思っています。
不動産業界でお仕事をされる人は、早いうちに宅建にチャレンジして大きな武器を手に入れましょう。
あと…独立を考えているのなら、早いうちに宅建に挑戦してください。
合格後は、宅建士として多くの契約を1人で締結して、経験や実績を増やしてください。
宅建士+経験が独立への大きな原動力となるからです。
僕が以前勤めていた会社の代表は、宅建の資格を持っていません。今もですけどねw
しかし、その社長は宅建士は雇えばいい!という考えを持っていて、その社長について行く犬のようなYESマン宅建士社員がいるんですよねw
宅建士をいつでも雇えるカリスマ社長なら、独立できますね。
話はそれましたが、不動産営業マンで頑張っていくと考えている人は、宅建にチャレンジして契約手続きを一人で出来るようになってほしいです。