「宅建に合格したら…このあとどうしたらいいの?」
「宅建に合格したあとの、登録方法を知りたい」
「宅建に合格したら、必ず登録しないといけないの?」
はじめまして。宅地建物取引士のてぃんと申します。
僕は、宅建に合格したらすぐに宅建士に登録すると決めていたので、年が明けたらすぐに登録をしました。
宅建試験に合格し、登録する人もいれば、登録しない人もいると思います。
不動産業に携わる人であれば登録することをおすすめしますが、登録する必要がないと思う方は、登録しなくていいと思います。
すぐに登録をしない人から多い質問をまとめてみましたので、参考にしてください。
Contents
Q.宅建の登録しなくても履歴書に書けますか?
A.宅建に合格してさえいれば登録しなくても書けます。
書き方は「2019年(令和元年) 宅地建物取引士試験 合格」と書けばいいでしょう。
宅地建物取引士証の発行を受けないと【宅地建物取引士】とは名乗れないで注意してください。あくまで宅地建物取引士になる権利を取得したという感じですね。
宅建の資格は、国家資格でも認知度がありますので、履歴書に記載するだけでアピールできることができるはずです。
ちなみに宅建の登録には、4万円~6万円前後の費用がかかります。
▼登録にかかる費用▼
Q.宅建を合格後、登録しないでいた場合、合格が抹消されたりしますか?
A.基本、宅建合格後に、合格が抹消されることはありません。ですから、いつもで履歴書に書けますし、合格を自慢しても問題ありません。
ただし、宅建士として登録しないと、宅建士がおこなうことができる重要事項説明書の説明などの業務はできませんので注意してください。
繰り返しますが、宅建の合格は基本、抹消されませんので、安心してください。
余談ですが、
宅地建物取引士として登録していた場合は、登録が抹消される可能性はあります。
Q.宅建合格後、登録しないでいましたが、数年後に登録する場合の注意点はありますか?
A.宅建試験の合格証書が無いと登録できません。
注意点①万が一、合格証を無くした場合は、合格証書は再発行はできません。が、合格証書に代わる【合格証明書】を発行してもらうことは可能です。
合格証明書の発行の注意点は①合格者本人からの申請でないと発行できません。②合格年度が昭和62年度以前と昭和62年度以降では、発行者が異なります。
昭和62年度以前の発行元:合格した都道府県の宅地建物取引業法主管課
昭和63年度以降の発行元:一般財団法人不動産適正取引推進機構試験部 ※宅地建物取引士(主任者)資格試験合格証明書交付申請書をダウンロードし必要事項記入後、返信封筒を同封して下記の方法で郵送してください。
<返信用封筒(定形サイズ:長さ14cm~23.5cm、幅9cm~12cm)>
郵便番号・住所・氏名を記載し、簡易書留用の392円分の切手を貼付したもの<発行手数料>
無料<申請書送付先>
〒105-0001
東京都港区虎ノ門三丁目8番21号第33森ビル
一般財団法人不動産適正取引推進機構 試験部
注意点②登録する場合、実務経験2年以上が必要ですので、足りない場合は、宅建登録実務講習を受ける必要があります。
宅建登録実務講習の流れ
- 宅建登録実務講習を受講。
- 最後に修了試験。
- 修了試験に合格
- 修了証が貰える。
- 実務経験2年以上と同等の資格を得る。
修了試験の合格率は、99%を超えていますので安心してください。
修了証があれば実務要件を満たしますので宅建士の登録をすることができます。
登録手続きが完了すると宅地建物取引士証が発行され、
はれて『宅建士』として名乗れます。
宅建試験合格・登録しただけでは、『宅建士』と名乗ることはできませんので注意してください。
宅地建物取引士証を受け取らないと、宅建士としての業務はできません。
宅地建物取引士証の発行は、申請する必要があります。申請には手数料が掛かります。あと法定講習という名の講習も受講する必要があります。
最後に宅建合格後、登録しないでも問題ありません。
宅建士の資格が必要…思ったときに登録すればいいと思います!
宅建は登録しなくても面接でのアピールになると思いますので。
最後まで読んでいただきありがとうございました。