宅建試験に挑戦しようとしているあなたに伝えたいこと、
それは…
過去問を解くことが合格への近道ということ!
なぜそう言えるのか…。
多くの合格者が過去問を解くことを進めているからです。
この記事では、私が合格した年に、過去問をどう使ったか…過去問を使った勉強方法をご紹介します。
私の過去問を使った勉強方法は、
- 【過去問を解く】
- 【間違っている箇所を特定する】
- 【間違った部分をノートに10回書く】
①から③を繰り返すと、どんどん知識が脳にインプットされていきます。
ここからは、過去問を使った勉強方法を具体的に解説します。
なぜ過去問を解く2つのメリット
まずはじめに、過去問を解く2つのメリットを紹介します。
①試験問題の傾向と対策を知ることができ、必要な知識を確実にインプットすることができます。
宅建試験は、重要なポイントを中心に出題される傾向がありますので、過去問と似た問題が出題される可能性が高いんです。
しかし、運営側としては、重要なポイントを理解してほしいので、毎年、重要なポイントが繰り返し出題される傾向があります。
なので、ちょっと違った表現方法で問題や選択肢が作られています。
②試験問題の問題文に慣れてくると、【これは引っ掛けだな】とすぐに判断することができます。
引っ掛けを狙った文章・言葉をすぐに見つけることができれば、次の問題・選択肢に移ることができ、時間短縮になります。
宅建試験は2時間。1つ1つの問題に費やす時間は限られています。
1つでも瞬時に答えを選ぶことが出来れば、難しい問題に時間をかけることができ、見直す時間も作ることができます。
過去問を使った勉強方法【解く・書く】

ここからは、私が実際におこなった、過去問を使った勉強方法を紹介します。
- 過去問題集
- ノート
以下のような例題があるとします。
【例題】宅地建物取引業法に規定する営業保証金に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 新たに宅地建物取引業を営もうとする者は、営業保証金を金銭又は国土交通省令で定める有価証券により、主たる事務所の最寄りの供託所に供託した後に、国土交通大臣又は都道府県知事の免許を受けなければならない。
- 宅地建物取引業者は、既に供託した額面金額1,000万円の国債証券と変換するため1,000万円の金銭を新たに供託した場合、遅滞なく、その旨を免許を受けた国土交通大臣又は都道府県知事に届け出なければならない。
- 宅地建物取引業者は、事業の開始後新たに従たる事務所を設置したときは、その従たる事務所の最寄りの供託所に政令で定める額を供託し、その旨を免許を受けた国土交通大臣又は都道府県知事に届け出なければならない。
- 宅地建物取引業者が、営業保証金を金銭及び有価証券をもって供託している場合で、主たる事務所を移転したためその最寄りの供託所が変更したときは、金銭の部分に限り、移転後の主たる事務所の最寄りの供託所への営業保証金の保管替えを請求することができる。
正解は②です。
それ以外の選択肢のどこが間違っているのか!を特定し、理解する必要があります。
例えば、③は間違いの選択肢ですが、どの部分が間違えているのか見つけましょう。
間違っている箇所はです。 その従たる事務所の最寄りの供託所
主たる事務所の最寄りの供託所に対して行う!が正解です。
もし、間違った箇所を指摘できなかった場合、ノートに【供託金は、主たる事務所の最寄りの供託所】と10回書きましょう。
解く・各選択肢の間違っている箇所を特定する・指摘できなければ10回書くを繰り返してください。
過去問5年分を繰り返し解いていくと、あなたの力(知識)は確実にアップしているはずです。
書く=脳を使う!ということ

手を使って【書く】という動作は、想像以上に脳が刺激されます。
手を動かすと大脳の約3分の1を使うことがわかっています。
さらに声に出しながら書くと、耳を使うことにもなりますので、脳をさらに刺激して理解度が上がります。
『書いて覚える』と意識しながら書く!

「書いて覚える」勉強方法については、否定的な意見もあります。
小学生の頃、宿題を忘れた罰として、漢字を10回ずつ書いて提出しなさい!と先生にい言われて泣きながら書いていたことがあります。
たくさん書かせることによって「宿題を忘れたら、大変なんだよ。」ってことを教えるために書かせるんですよね。
「こんな大変なことやらされるな、ちゃんと宿題しよう」と思って書いてはずです。
同じように「書いて覚える・覚えるために書いている」と意識しながら書くことによって、脳にもインプットされやすくなります。

おわりに
宅建試験は、独学にしろ、学校に通うにしろ、通信教育にしろ、過去問を解くことで、合格はグッと近づきます。
過去問をただ解くのではなく、どのように解けば脳にインプットされるか考えながら解く必要があります。
間違っている箇所を特定する・特定出来なければ10回書く!ことで、インプットして知識を少しずつ増やしいきました。
皆さんも貴重な時間を宅建試験の勉強に充てるなら、1発合格目指しましょう。
そのためには、過去問を繰り返し解くことが必要です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。